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亀の井別荘
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そんなこんなで(?)、湯布院御三家と言われる亀の井別荘に泊まってきました。
御三家その1は無量塔(2004年)、次が玉の湯(2011年)、亀の井別荘がラストでした。


今となるとはっきりわかるんだけど、無量塔のときは思いっきり背伸びしたかったんだよね。
高級な、飛び抜けてセンスのいい宿に行く、っていうことだけで有頂天だった。

Twitterにはちょっと書いたんだけど、結果的にこの宿でのひとときは相対的に散々な思い出となり(宿はなにも悪くなくて、そのとき起きてしまったこちら側のシチュエーションのせいです)、またあまりにもビンビンと迫ってくるお宿の美意識に完全に敗北……。でも、本当にすてきなインテリアで、湯呑みひとつとってもすごくよくて、それはそれはとてもすばらしくて得がたい体験だったんだけど、今ひとつリラックスできなかったのです。こんな私でなんかすみません、って感じになっちゃった。


次の玉の湯は「あれ?」って拍子抜けするくらい普通。でもこの普通がただの普通じゃなくて「気づかない人もいるかもしれないけど、気づくと恐ろしく高レベルな普通」。とにかくひとつひとつのクオリティや心配りのレベルが高い。
当たり前のことをきちんとこなすってことが、実はどんなに簡単なことじゃないかっていうのが十二分にわかる歳なので、くわーっ!すげー!レベル高い!とひしひしと実感。
そして評判どおりごはんがめちゃくちゃおいしかった! いつもは飲んでばかりで超少食なダ的な人がガツガツ食べて、心底びっくりした。ばんごはんで調子にのって朝は死んでるんじゃないか、と思ったら、あさごはんもモーレツな勢い!そしてたくさん食べると必ずお腹痛いってヨロヨロになるのに、その日はぜんぜんで元気ハツラツでウソみたいだった。

でもすこーしだけ感じてしまったリピーターとお初な客への応対の差。初めて会う人と知り合いとで接し方が違うのは当たり前だと思ってるし、むしろ「私もここの宿にとって大事な人になりたい!」って燃えるけど。でもすこーしさびしく思ったのも事実。もちろん不快じゃないですよ、次が楽しみ!


で、亀の井別荘。実は御三家の中でいちばん興味が薄かったのですね。どうしてだろ?
その理由もわからないくらいだから、たぶんまったく興味がなかったんでしょうね(ごめんなさい!)
でも今、「どこがよかった?」って聞かれたら、何の迷いもなく「亀の井別荘」って答える。
それも(まだ泊まってはないけど)離れじゃなくて、絶対洋室がいい!って言う。次はぜーったい奥由布に泊まってみたい!


思えば、無量塔も玉の湯も広すぎる空間を持てあましていた。もちろん亀の井別荘の洋室もすごく広かったんだけど、自分が見回すことができる空間というのが安心できたし、ゆったりとソファに身を預けられる、でも決して緊張しない頑張りすぎない雰囲気がほんとうに心地よかったんだ。
食事も穏やかな味だけど、プロの技と手間がないとできない仕上がりってお料理好きならぜったいわかるはず!

そしてスタッフの方々がほんとうにいい距離感で(特に蛍火園の方、礼儀正しさとフレンドリーのバランスが絶妙でした)。宿を後にするときちょっとすてきな年配の男性が見送ってくださったんだけど、社長さんだったみたい(帰ってからググってわかった)。センスばりばり!じゃなくてふんわりと雰囲気がよい人で、あぁ、この人の雰囲気がこの宿を作ってるんだな、と思いました。


近いうちにまた亀の井別荘さんをお訪ねして「おかえりなさい」って言ってもらいたいなぁ。
紅葉のころに行けたらいいなー。

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根気が続けば、亀の井別荘でのあれこれ、を少しづつ書いていこうと思います。
っていうか、時系列むちゃくちゃだけど無量塔のこととか、私的には今亀の井別荘と同率一位の鹿児島の石原荘のこととか、形に残しておきたいな、という気分になってます。

はてさて、その「気分」とやらがいつまで続くことやら。
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by matsunyan | 2012-02-20 22:31 | 旅の思い出