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ゆっくりのんびり沖縄旅 その12 識名園
人それぞれ旅行の目的、スタイルがあると思います。
私は、いわゆる名所旧跡というのにはあまり興味がなくて、見たいものというと「普段と違う景色」だったりします。しかしここは沖縄。いくつかある世界遺産を見ずに帰るのはもったいないので、いつもよりは積極的に「観光名所」をスケジュールに入れてみました。
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沖縄に行くからには戦争が作ってしまった悲しい歴史にまつわる場所にも足を向けるべきなのかもしれません。ところが私、こういうのにめっぽう弱いのです。
修学旅行で長崎の原爆資料館へ行き激しく落ち込み、天草ロザリオ館でキリシタン迫害の歴史を見てどーんとブルーになり、広島育ちなのに平和祈念資料館には足を踏み入れたことがない。
戦争とか迫害とかって、ひとりひとりが何かを判断して行動を起こすというより、何か大きな力によって人間の狂気が引き出されてしまったという気がして、やりきれないのです。
もちろん、そういう「何か大きな力」を発生させないようにするには、そうなる前にひとりひとりが正しい判断を持って行動するしかないのでしょう。それぞれにみんなが少しずつ違う正義を持ってたりするから話は単純ではないのだろうけど。うまく言えないけど。
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c0068225_23155180.jpg世界遺産の中でいちばん行きたかったのが識名園。
庭園の魅力って子供の頃にはわからなかったもののひとつだけど、今は大好き。
ありきたりな言い方ですが、静かな時間がゆっくり流れてほんとうに落ち着きます。

識名園へは路線バスに乗って行きました。ガイドブックの地図を見ながら「今走ってるのはこの道だわ」ときょろきょろするのも楽しいし、街の様子もよく見えるので、路線バスには好んで乗ってるといえるかも。
入場券売場の方が「今から修学旅行の生徒さんにボランティアのガイドが案内をするところだから、いっしょに行かれたらどうですか」と教えてくださったので、メンバーに加えていただきました。
自分のペースで好き勝手散策するのもいいけれど、このガイドさん(たしか河村さんというお名前だったはず)はお話もとても上手で、もちろん知識もたいへん豊富でいらっしゃったので、大充実の見学となりました。また「ひとり旅で庭が好きなので路線バスに乗ってきた」ということをお話しするとビックリしながらも喜んでくださいました。

c0068225_23243466.jpg琉球国王の別邸として作られたという識名園。
青空に映える御殿の赤瓦、心という字を模した形の池にかかるアーチ状の石橋、様々な木々と石畳道、見る場所によっていろいろな美しさがありました。雨の日は、また違った景色を楽しめるんだろうな。
御殿の廊下には「立ち止まらないで」的な看板がありましたが、あの廊下に座って池や六角堂を眺めるのは気持ちよさそう。

琉球文化というとかなり中国っぽい匂いがしますが、ここはとても日本的な美しさを感じました。
いいところでした。
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by matsunyan | 2005-11-04 02:21 | 旅の思い出