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なんとなくその日ぐらし
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野田琺瑯のブリコ
ちまたでは、ル・クルーゼのお鍋が人気。
実をいうと以前からずっとひとつほしいと思っていました。16センチのココットロンド。色はホワイトがいいなぁ~って。でも正直に言うと機能性とかよりも「見た目」と「名前」で欲しがってるところ大なのではないか、と自己分析。熱伝導率がよいこと、ふたもずっしりと重いので鍋の中が高圧となりふっくらおいしく火が通るし、ふきこぼれがしにくい……ル・クルーゼのよさは十分わかっているつもりなのですが、何しろ高価。20センチサイズの両手鍋で定価20,000円オーバーというのは、自分の中での「鍋としてふさわしい価格」をはるかに超えています。16センチでも15,000円。

そんなわたしが出会ったのが、野田琺瑯のブリコ。ル・クルーゼと同じホーローの多層構造。こちらもしっかりとずっしりと重いお鍋です。興味を持ってネットでいろいろ検索、商品説明を読んでいるうちにこれならいいかも!と思えました。そしてお値段、20センチで定価5,000円。ひゃー、ルクの4分の1以下です。これは決まりだ!とamazonで20センチサイズのオレンジを購入。その後、気に入ったので、アンジェさんで、16センチの白のソースパンも追加購入しました。

感想:いいですよ~、これ。
金に糸目はつけん!という方なら迷わずル・クルーゼにGo!ですが、ル・クルーゼ購入のネックが価格という人なら、BRiCOを選んで間違いなしです。
同じ献立を同時に違う鍋で作ったわけではないので、単純に自分の記憶の中での比較ですが、野菜の煮物などは早く煮えるし、ふっくら仕上がるような気がします。吹きこぼれが少ないということは、お鍋の中の水分があまり飛ばない(煮詰まらない)ということなのでしょう。またル・クルーゼを買った人は必ずやってみるという「ごはんを炊く」、これも問題なくこなせます。野菜のはしきれや、少しだけあまった魚のひものやベーコンなどを寄せ集めて、お米1合分だけ炊き込みごはんやピラフを作ったりするのもカンタンで楽しい。

ひとつ難点をあげるとすると、ル・クルーゼの日本正規品はさび止めの加工がしてあるそうですが、ブリコにはありません。使ったあとにうすく油を塗っておくといいようです。またソースパンはフタがフライパンとして使えるのですが、テフロン加工に慣れてしまうと鋳物は今ひとつ使いにくくて、フライパンとしてはあまり使っていません。

野田琺瑯のブリコ_c0068225_16245332.jpg今日のおひるごはん。鮭のハラスと、賞味期限をかなーり過ぎて生で食べるのにはちょっと勇気が必要な明太子。洗って30分ざるにあけておいたお米に白だし、鮭を入れて12分加熱、火を消すと同時に素早く明太子を入れ10分蒸らしてできあがり。他にこつというこつもないので、時間だけはキッチンタイマーでしっかり計っています。1合のときは16センチのソースパンを使っているのですが、20センチのに比べると若干フタのしまりが甘いようでそれなりに吹くので(吹きこぼれるというほどではないにしろ)水は少し多めに。おこげもできて、おいしいよー。

両手鍋だったらもうちょっとフタがしっかり閉まって密閉度が高まるかしらん、両手のほうが収納もコンパクトだしねぇ……とココットロンドを買う言い訳を常に考えたりもしているということはないしょです。
by matsunyan | 2005-12-03 17:00 | 道具だったり買い物だったり